2010年7月15日付けの国際サッカー連盟(FIFA)の通達により、
フットサル競技規則が変更となりました。
プレーに直接関わる主な変更点は以下3点になります。
1) 相手に向かったスライディングタックルの容認
新競技規則では、サッカーの競技規則と同じになりました。
但し、
i) ボールに触れることなく、相手にスライディングした場合
ii) ボールに触れているが危険なスライディングタックル
iii) 相手のすね、ふくろはぎ、膝等を狙った、選手生命を削ることに
繋がる大変危険なスライディングタックル
等の「不用意に、無謀に、または過剰な力を用いた」スライディング
タックルについては程度に応じて、警告(イエローカード)、退場
(レッドカード)の処罰の対象となります。
※フットサルでここまで危険なプレーは今まで私はあまり見たことが
ありませんが、参考までにサッカーの試合に照らし合わせると、
i)、ii)は警告、iii)は退場処分になるケースが多いです。
⇒ 尚、フットサル競技規則では容認されましたが、
SALONの練習では従来通り、相手に向かわない
(パスやシュートをカットする)場合を除いて、
スライディングタックルを禁止します。
これは、競技規則に従うことにより、チーム内での怪我を
誘発させないためです。
2) GKのバックパスルールの変更
従来は、GKが一度ボールをパスした後はハーフウェイラインを
越えるか、相手競技者に触れない限り、自身のハーフ内で再び
ボールに触れることはできないと定められていましたが、
新競技規則では、「ハーフウェイラインを越える」という条件が
なくなりました。
これより、GKが一度ボールをパスした後は、相手競技者に
触れない限り、GKは自身のハーフ内で再びボールに触れる
ことができなくなりました。(違反した場合は、違反した地点から
相手側の間接フリーキックとなります)
3) キックインについて
従来は、キックイン時にボールを「タッチライン上に静止させる」
ということが明文化されていましたが、新競技規則では
「ボールがピッチから出た地点、またはピッチ外で、その地点
から25cm以内の場所から、必ず静止したボールをける」となり、
ボールの配置位置が緩和されました。
これらルールの詳細は、日本サッカー協会の公式サイトをご覧ください。
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